全知P連:会長活動報告

2018/11/12
第19回全国役員・都道府県代表者連絡協議会
11月10、11日に、都市センターホテルにて、全国役員・都道府県代表者連絡協議会が行われました。お忙しい中、全国各地より役員、都道府県の代表者の皆様にお集まりいただき、本当にありがとうございました。

2日間に渡り、参加者の皆さんと「学び合う」有意義な研修会が行われましたので、少しご紹介させていただきますね。


【研修会1日目】
テーマ:「PTAだからできること〜徹底的に考えましょう〜!」
講師・コーディネーター:独立行政法人国際協力機構技術顧問 滝坂信一様


皆さんも、日頃からお感じになっていらっしゃるとは思いますが、PTAは大変だ、負担だ、強制的にやらされている、PTAの役員、委員のなり手がいなくて、どう繋げていくか・・あげれば切りがないですが、そういったこということをよく耳にするようになりました。

では、そもそも、何のためにPTAはあるのでしょうか、何のために私たちは活動をしているのでしょうか。原点に一度立ち返らなくてはいけないのではないか、と考えました。

前半は、滝坂先生にコーディネーターをお願いし、3名のパネリストの皆様とのパネルディスカッションを行いました。

パネリストは、元特別支援学校PTA会長で、現在も東京都の特別支援学校の外部専門員として生徒たちを指導し応援してくださっている西村明希子様、そして現在、特別支援学校のPTA副会長を務める宮ア県の金丸義信様、PTA会長の石川県の田中直也様(お二人とも平成29年度の全知P連副会長でした)にお願いし、それぞれのお立場から、PTAだからできること、PTA活動を通して得られたことなどのお話をしていただきました。

会の後半は、グループ討議です。
「全知P連として」「全国8ブロックのそれぞれの代表として」「都道府県のPTA連合会の代表として」「単位PTA会長として」

私たちがそれぞれの地域、学校PTAに戻ったときに、何ができるか、何をしたいか、という答えをゴールとして、皆さんと活発に意見交換し、発表をしました。それぞれに、地域に持ち帰るものを得ていただけたと思います。
一人一人が今出来ることに精一杯取り組むことで、きっとそれが大きな「力」「光」につながっていくのではないでしょうか。

滝坂先生より、今回参加してくださった代表者の皆さんへ伝言があります。

「ぜひ、それぞれの地域でも今回のようなグループ討議をしてみてくださいね。」


【研修会2日目】
9:00〜
演題:「独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所について」の御紹介
講師:独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 情報・支援部 上席総括研究員 横倉久先生

研究所のホームページより、保護者も活用できる情報コンテンツやセミナー・シンポジウムなどの情報を得ることができます。まだご覧になっていない方は、ぜひ一度ホームページをご覧ください。



9:40〜
テーマ:「大規模災害から障がい児を守り抜くために〜近年の大災害に学ぶ〜」
講師:跡見学園女子大学教授 鍵屋一様


今年も、想定を超える自然災害が各地で起こりました。鍵屋先生には、平成23年に全知P連の研究協議大会群馬大会でご講演いただいた以降も数々ご教示いただき、全国各地様々なところでもご講演をされているので、お話をお聴きになっている方も多いと思いますが、何度お聴きしても、身が引き締まる思いになります。やはり、先生がいつもおっしゃる「正常化の偏見」があって、「自分は大丈夫」というところに逃げてしまっているのかもしれません。

後半はカフェで話しているかのようなオープンで自由な会話ができる「ワールドカフェ方式」で、互いの話を聴き合い、共有することで、楽しく防災を学ぶことができました。


最後に・・鍵屋先生のご講演より

「人を健康で幸せにするのは良い人間関係に尽きる」

ロバート・ウォールディンガ―というアメリカの心理学者が75年かけて研究をして出した結論だそうです。


防災も、PTAも、日頃からの人とのつながりが大切なのですね。




 

2018/10/21
関東甲信越地区特別支援学校知的障害教育校PTA連合会研究協議会 埼玉大会
10月19日(金)に関東甲信越地区特別支援学校知的障害教育校研究協議会(埼玉大会)に出席いたしました。

場所は、東松山市の箭弓(やきゅう)稲荷神社(字は違いますが、野球選手がよくご祈祷にいらっしゃるそうです)のお隣に位置する「ガーデンホテル紫雲閣」、テーマは「子どもたちが地域社会で豊かに暮らしていくために〜卒業後の進路を見すえて、私たちが今できること〜」で行われました。

午前は、NPO法人東松山障害者就労支援センターの代表理事でいらっしゃる若尾勝己様による「特別支援学校卒業後における進路に向けて」のご講演でした。

人は何のために働くのか・・自己実現の欲求というのは、その人なりに異なるので、それをしっかり捉えていくことが重要だということ。そして、障害があることで、可能性の限界線を感じることがあるかもしれないけれど、学校で積み重ねてきた今ある力が、社会に出た時にどこまでできるのか、苦手なことにはどう対応すればいいのかを分析して、目の前の課題を一つ一つクリアしていくことが大切だということを教えていただきました。

午後の前半は、埼玉県教育局県立学校部特別支援教育課が推進されている事業で、一般就労を目指して、働きながら学ぶ「チームぴかぴか」の取組をご紹介いただきました。埼玉県教育委員会非常勤職員としての雇用で、1年間の中で実践的な職業スキルを身に付け、一般就労に向けて更なるステップアップを目指します。県庁や総合教育センターを拠点に事務、清掃等幅広い業務を行っています。

実際に働く2名のメンバーの方もいらしてくださいました。「県民の皆さんのために」「信頼される仕事ができるように」という意識を日頃からしっかり持っていること、また、自身の将来の生活を見据えた金銭管理をしていることや余暇の時間を大切にしていることもお話してくださいました。大勢の方を目の前にして緊張されていたと思いますが、その中でもしっかりした受け答えされていて素晴らしかったです!

後半は、参加者全員がグループに分かれてのグループ討議です。他県の皆さんと、子供の学年も、学校の規模も異なり、教員・保護者も入り混ざっての様々なお立場からのお話をうかがうことができたと思います。私も2グル―プにお邪魔させていただきました。卒業後の就労に向けての課題や不安を話し合ったり、それぞれの学校PTAの活動内容も様々で地域性もあり、とても勉強になりました。

関知P連の西村会長をはじめ、事務局校の半谷校長、関係者の皆様、本当にありがとうございました。


2018/10/03
学校卒業後における障害者の学びの推進
「学校を卒業した後に、今まで学校で積み重ねてきた学びや、仲間と培ってきた関わり、交流の場がなくなってしまうのが残念」
「スポーツや文化芸術等、自分が好きなこと、得意なことに取り組みたいが、その機会、場所がない」
といったお話を、卒業生の保護者の方から聞くことがよくあります。在校生の保護者にとっても同様の不安をかかえています。

平成29年に、障害のある人の生涯を通じた多様な学習活動の充実に向けて、文部科学省生涯学習政策局に「障害者学習支援推進室」が設置され、今年3月より、全国特別支援教育推進連盟理事長の宮ア先生を座長に、「学校卒業後における障害者の学びの推進に関する有識者会議」が行われています。障害者の学びに係る現状と課題を分析し、その推進方策についての検討がなされています。

今日は第10回の会議で、関連団体のヒアリングがありましたので、全国特別支援教育推進連盟の理事として出席し、意見集約を報告させていただきました。

学校で身に付けてきた力が、卒業後の就労や福祉の場で継続して活かされ、障害がある人も夢や希望を持って活躍できるような社会、生涯を通じて様々な活動に親しむ機会があることが望まれます。

障害のある人が生き生きとした豊かな人生を実現するための学びの場が、全国各地で実現できますように、関係諸機関、関連団体の皆様と連携して取り組んでまいりたいと思います。
2018/09/06
北海道胆振東部地震
9月6日午前3時8分頃に北海道を震源とする震度7を観測する地震がありました。この夏は各地で豪雨や台風が続き、そして今日、さらなる自然災害が日本を襲いました。

まだ余震の心配もあり、緊張が続くかと思います。今は、少しでも被害が最小限にすむよう願うばかりです。
2018/08/23
第37回全国研究協議大会近畿大会京都大会
8月18日、19日に第37回全国研究協議大会近畿大会京都大会が開催をされました。昨年度の東京大会に引き続き、京都大会においても、全国より1000名を超える会員の皆様にご参加いただきました。心より感謝申し上げます。

夏の京都は暑い!と覚悟の中、京都に入りましたが、大会期間中は、比較的涼しく湿度も低く、両日共に過ごしやすい日となりました。

1日目は全大会、分科会がありました。行政からの様々な施策に関するご説明や最新の情報をいただき、NPO法人さくらネットの石井様からは、幅広いご経験や知見に基づいた、災害対策についてのご提言がありました。

分科会では、8校のPTAより発表があり、様々な立場からの、ご助言もいただきました。皆様方に、心より感謝申し上げます。今回の発表の中には、全知P連の調査研究助成事業を活用して取り組んでくださったPTAもありました。どうぞ大いにこの調査研究助成事業を活用してください。
*今までの報告内容は、ホームページからもご覧いただけます。

 2日目は女優・タレントの奥山佳恵様を講師にお招きし、「生きてるだけで100点満点!」というテーマでご講演いただきました。これまでの子育ての中での苦悩や葛藤、将来への願いなど、母親として率直な思いでお話をしてくださいました。

「お子さん、障害があって大変でしょ?」「大変だよ。だって子育てしてるんだもの」
奥山さんがよく掛けられる言葉、そしてそれに対する奥山さんが返す言葉です。

障害があるから特別なことではない。誰にとっても子育ては大変なこと。皆と同じように大変なこともある。でも楽しいこと、幸せを感じることだってたくさんある。
あたりまえの生活、なんですよね。
奥山様、素敵なお話をありがとうございました。

2日間、本会を無事に終えることができました。京都大会実行委員長をはじめ、大会関係者の皆様、ご準備から2日間の大会運営まで、本当にありがとうございました。

さて、大会の次期開催地は栃木県です。
栃木の皆さん、よろしくお願いいたします!
2018/07/07
西日本豪雨
西日本を中心に河川の氾濫や土砂崩れにより、大変な被害が出ています。

時間の経過と共に拡大する浸水被害の様子や犠牲になられた方、安否がわからない方の報道を受け、自然災害の恐ろしさを改めて知るところとなりました。記録的豪雨と呼ばれるものが、想像を超えて襲ってきたのだと思います。

岡山県倉敷市では屋根や屋上で救助を待たれる方々の報道がありました。倉敷市にある支援学校も、屋根しか見えていない状況であるとの情報をいただきました。
本当に心配です。今はただ、皆様の無事をお祈りしています。

そして、関東では、今日の20時23分ごろに千葉で地震の規模6.0と推定される大きな地震がありました。今後の更なる大きな地震の可能性に注視していかなくてはいけません。
周りの方と声をかけあい、備えてまいりましょう。
2018/06/30
2018年度 全知P連総会・研修会
6月29日、世界貿易センタービルにて2018年度全知P連総会と研修会が行われました。お忙しい中、全国各地より総会にご参集いただきましてありがとうございました。総会で、昨年度に引き続き、全知P連会長に承認されました木村加代子です。どうぞよろしくお願いします。

今年度も会長として活動したことや皆さんにお伝えしたいことなどを「会長活動報告」でご報告したいと思います。ぜひご覧ください。

同日の午後には、研修会がありました。
「ライフサポート株式会社」の富岡竜一様を講師にお招きし、「障がいのある方と保護者のライフプランとお金のはなし〜いまから準備しておきたいこと〜」というテーマでご講演をお願いたしました。

富岡様のご講演の冒頭で、「10人いたら10通りのライフプランがある」とのお話がありました。まさにその通りですね。その家族に合ったライフプランを自分たちで考えていかなくてはいけないです。誰かがやってくれることではないですね。親が支援できなくなる時は必ずやってきます。準備すべきこともたくさんあります。改めて、たくさんの気づきをいただきました。

また、子供たちを取り巻く福祉の制度や仕組みなど、親として情報をしっかり取りに行くこともとても大切です。これからもしっかり周りと声を掛け合っていきましょう。

全国の皆様とは、今度は8月の京都大会でお会いできますね。
総会があったこの日は、関東甲信越地方で、何とも早い梅雨明けが発表された日でもありました。
今年は長い夏になりそうです。皆様どうぞご自愛ください。

2018/06/18
大阪北部地震
大阪府北部で最大震度6弱を観測した地震で、大阪府をはじめ、隣接する府県でも被害が出ています。

一日前の17日に群馬県南部を震源とする震度5弱の地震があり、私が住む東京でも揺れを感じました。そして今朝、今度は大阪で大きな地震です。学校に通う子供たちにとっては朝の登校時間でもありました。本当に怖かったと思います。ご家族の皆様も、安否が確認されるまで、とても心配だったと思います。

停電は復旧されたとのことですが、ガスや水道はまだ使えない地域もあり、多くの方が公共施設などに避難されています。余震が続く中、不安や、落ち着かない状況で過ごされていると思うと、本当に胸が痛みます。

明日、明後日は近畿地方で本降りの雨との予報が出ています。障害がある子の中には、天候によって体調を崩したり、気持ちが落ち着かない子も多いと思います。どうか、一日でも早く普段の落ち着いた生活に戻れますように・・。
2018/02/18
2017年度防災教育チャレンジプラン活動報告会
2月17日に東京大学地震研究所にて開催されました、「2017年度防災教育チャレンジプラン活動報告会」に事務局の石塚次長と参加してまいりました。

防災教育チャレンジプランとは、全国の地域や学校での防災教育を推進するためのプランです。全国各地の学校、団体、個人等の防災教育プランを募集し、選出をされますと、活動資金を基にプランを1年間実践して報告をします。すでに各地で実践されている防災教育の場の拡大や質の向上、さらには自律的に防災教育に取り組むことを目指しています。

今回は19団体の発表がありました。

地域で活動する団体からは、過去の水害被害を風化させないために、語り部の継承と、水位ステッカーを貼って歩くステッカーツアーを実施しているという報告がありました。

学校からの報告では、地域との日頃からの連携の大切さやに加えて、活動を通して児童・生徒たちが“支えられる人、助けられる人”から“支える人、助ける人”へと意識を高めていく契機となったことが伝わってきました。

また、防災教育といじめ抑止教育とを融合させた教育を実践された報告や、平面の地図を立体化させ、地形の高低差や特徴がわかるように、3D地形模型を製作した高等専門学校の生徒さんの報告など、多方面からの取り組みに、本当に参考になりました。

アメリカからはスカイプでの発表もありました。アメリカの防災トレーニングプログラムに加え、アメリカならではとも言える、銃によるケガや大出血に備えた止血トレーニングの報告もありました。実際に食肉のかたまりを使用して止血トレーニングをする・・・という内容は、今まで聞いたことがなかったので、驚きました(汗)。

2018年度の防災教育チャレンジプラン実践団体も決定しています。どんなアイデアや実践例があるか、次回の活動報告会も楽しみにしています。

2018/02/05
神奈川県特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 創立40周年記念式典
1月30日、川崎市に昨年10月にオープンした「カルッツかわさき」(川崎市スポーツセンター・文化総合センター)にて、神奈川県特別支援学校知的障害教育校PTA連合会の創立40周年記念式典が挙行されました。

創立40周年、誠におめでとうございます。
これまでの歴代の会長様をはじめ、PTA関係者の皆様の数々のご尽力と、子供たちへの深い愛情と熱意の賜物と、心より敬意を表します。また、日頃から地域で共に子供たちを見守ってくださっている関連団体の皆様とのつながりもとても大きな支えです。

先輩方は、いつでも私たちに、今までの経験や情報を惜しみなく教えてくださり、前へと導いてくださっていますね。改めて感謝の気持ちでいっぱいになります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


神奈川県は、一昨年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件の後、「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めました。命の大切さ、誰もが地域でその人らしく生きていくこと、差別や偏見をなくすことに、確固たる意志で取り組まれています。

そして、この事件を受け、書家の金澤翔子さんが心を込めて揮毫した「ともに生きる」、「祈」が、今回の会場であるホールの受付に設けられていました。

書を前に、姿勢を正しました。

*「ともに生きる」は知事室に、「祈」は津久井やまゆり園に保管されているそうです。


1 2 >

- Topics Board -